桐原 健真 教授

KIRIHARA Kenshin
Eメール:20130527_3
webサイト:http://www.kinjo-u.ac.jp/kirihara/
学位: 博士(文学)
専門分野: 幕末維新期思想論、近代日本倫理思想史
研究課題: 思想研究(吉田松陰・坂本龍馬・会沢正志斎・渋沢栄一など) 臨床死生学研究 武士道論
所属学会: 日本思想史学会 日本文芸研究会 日本倫理学会

kirihara

桐原 健真ゼミ ■日本文化演習(1)(2)(3)(4)・卒業論文演習(1)(2)

2年生(演習1・2)では、新渡戸稲造(1862~1933)が著した『武士道:日本の魂』(1899)を読んでいます。
日本人の道徳的基礎には武士道があるとしばしば言われますが、果たしてそうなのでしょうか? 今日、わたしたちが知っている武士道のイメージの多くは、実は、新渡戸稲造が著したこの『武士道』に拠っています。私たちが自明と考えているようなことも、本当は近代において新たに造られたものであることが少なくありません。そうした「常識」を問い返すことが、私たちの思考を新たにし、次なる地平へと私たちを導いてくれるのです。

3年生(演習3・4)では、柳田国男(1875~1962)が収集した岩手県遠野郷の民話集『遠野物語』(1910)を読んでいます。日本民俗学における草創期の研究書としてだけではなく、文学作品としても読まれた本書を通して、近代人が妖怪や怪談をいかに認識していたのかを探ります。そこには近代化する日本の文化的・社会的変容を見ることができるでしょう。

卒業論文では、19世紀以降の日本の文化事象を取り上げ、その社会的・歴史的背景をふまえて検討することで、その事象の意味を探究することを目的としています。

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