学科Q&A

文学をたくさん読んだり、文化を学んだりできるのはうれしいですが、自分の好きなことばかりをしていて、卒業後の進路は大丈夫でしょうか。

日本語日本文化の知識が直接的な形で生かされる職業として、研究者・国語教員・編集者・マスコミ関係などがあげられますが、こうした進路につける人はごくわずかです。しかし、日本における文化や文学の研究を通して磨かれた日本語運用能力や思考力は、一般企業でも高く評価されています。この力は、十分“ウリ”になります。また、日本文化への深い造詣を基礎として、冠婚葬祭や寺社といった伝統文化に根ざした業種を選択した卒業生も多く見られます。

習わなくても日本語を使える私たちが、大学で“日本語を習う”というのは変な感じがします。役に立つのでしょうか。

日常生活の中から問題を見つけ、それをどのように考え、どんな方法で、どのように調べ、どのように分析して結論を導くか。またそのプロセスを、聞く人にどのように説明するか。このような一連の能力は、社会が進化すればするほど、どの分野でもますます重要になってきています。知らないうちに身につけた日本語は、このようなことを考えるのに格好の素材と言えます。そ んな勉強をするのには、日本語にかなり習熟していることが必要なのです。